韓国語 基礎 レッスン12「韓国語のパッチム ② ~音の消えるパッチム~」





アンニョンハセヨ?
韓国語 基礎 レッスンのお時間です。

前回は韓国語のパッチム ① ~音の響くパッチム~について
勉強しました。

前回の内容が分からない方はぜひぜひ
もう一度、記事を読んでいただければと思います。

「韓国語のパッチム ① ~音の響くパッチム~」
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前回に続いてご紹介する韓国語レッスンは「パッチム」です。


その「パッチム」ですが、大事なので簡単にどんなものか
紹介します。

ハングル文字は子音と母音が1つずつ合わさってできる文字のほかに、
(※例 子音の「」 と 母音の「」を合わさった文字)


さらにその下に1つまたは2つの子音が来る文字があります。
(※例「김」と言う文字は1つの子音が下に来る文字)
(※例「흙」と言う文字は2つの子音が下に来る文字)



この下に来る子音のことを「パッチム」と言います。
(※上記例の緑色の子音がパッチムになります。)

パッチムという言葉は「받침 : (下から)支えるもの」という意味です。
なので、必ず文字の一番下に位置します。



日本語の単語はほとんど母音で終わるので
このパターンは馴染みがないかもしれません。

しかし、日本語にも単語に「ん」つく物は
ハングルのパッチムと同じような感じです。

いかがですか?そう言われてみればそうだなと思いませんか?

しかし、ハングルには子音で終わる単語(パッチムの単語)が多く存在します。

ハングルは母音と子音を覚えるまでは比較的に簡単だと思いますが、
パッチムが出てきてから一気に難易度が上がります。
(※パッチムは通らなければならない第一関門にしか過ぎません。)

ここでは「パッチム」を何パターンかに分けて紹介します!
難しい内容ならば、ゆっくりと確実に覚えて行きましょう。😁

パッチムの音には、
音の響くパッチムのグループ」と「音の消えるパッチムのグループ
大きく2つのグループに分けられていると前回も紹介しました。

また、パッチムの音を出すのは大きく4つあります。
①唇の音 / ②舌先の音 / ③のどの音 / ④舌の音
(※④は「音の響くパッチムのグループ」のみで使用)

これは「音の響くパッチムのグループ」と「音の消えるパッチムのグループ
共通しているので覚えて行きましょう。

パッチム勉強 第①回目の今日は
音の消えるパッチムのグループ」について紹介していきます。



音の消えるパッチムグループ


パッチムとは、唇・舌・のどを使ってで表現するものです。

その中で、音の消えるパッチムは、パッチムだけを発音した時、
音の消えるものを「音の消えるパッチム」と言います。

例えば、韓国語でご飯を意味する「밥」は
「밥」の英語表記は「pap」になるので発音は「パ+p」になります。
ここで「パ+p」はすばやく唇を閉じて「p」の音以外はもらさないで発音します。
(※難しい方は1回目に「パプ」を発音して、
2回目は「パプ=PAPU」の発音から「」を発音せずに
発音してみてください。なんとなくそんなイメージです。)

下の表は唇・舌・のどを使った「音の消えるパッチム」について
まとめたものです。

どんな発音の音をするのか文字だけだとわかりずらいですよね?
発音パターンを一つ一つ詳しく紹介していきます。






唇の音


「唇の音」この音の消えるパッチムは素早く唇を閉じて発音します。
また、[p]の音は外に漏らさないのがポイントです。






下の表にある発音サンプルを聴きながら練習してみてください。
(※一部発音がない文字があります。)


 単語(韓)  意味(日) 読み方発音

(ご飯)
 pap -

(口)
ip

(スコップ)
sap-

(前)

 ap 

(横)
yop
-

やはり、コツは唇を早く閉めることです。
1文字、1文字ずつ練習していくと感覚が分かってくると思います。





舌先の音


「舌先の音」この音の消えるパッチムは舌先を上羽の裏側にくっつけて発音します。
また、[t]の音は外に漏らさないのがポイントです。





下の表にある発音サンプルを聴きながら練習してみてください。
(※一部発音がない文字があります。)


 単語(韓)  意味(日) 読み方発音

(すぐに)
kot


(服)
 ot -

(昼)
nat-


(花)
kkot-


(終わり)

 kkŭt 

좋다

(良い)

 chot'a 

있다

(ある/いる)

 itta 


「꽃」の発音はなかなか難しいと思います。
コツは日本語の「こ」を発音しながら舌を上歯の後ろにつけるのと
同時に音を出さないことです。

感覚的に言うと「コォッ」みたいな発音です。

それを意識してすごく早いスピードに発音すると「꽃」になります。
舌に発音の動画もありますので、ご参考にしてください。



また、ここで覚えてほしいのは
下記パッチムの発音はすべて同じであることです。

「ㄷ」「ㅅ」「ㅈ」「ㅊ」「ㅌ」「ㅎ」「ㅆ」



のどの音


「のどの音」この音の消えるパッチムは舌先を下歯の後ろに引っ込めて発音します。
舌の奥でのどをふさぐことがポイントです。

また、[k]の音は外に漏らさないように注意してください。



下の表にある発音サンプルを聴きながら練習してみてください。
(※一部発音がない文字があります。)


 単語(韓)  意味(日) 読み方発音




(本)
ch'aek



(駅)
 yŏk -

부엌


(台所)
puŏk-



(外)
pak

「책」の発音は割っと簡単です。
日本語の「チェック」から「ク」だけ発音しないと
「책」の発音になります。

「역」の発音が難しい方は
日本語の「ヨッ」と発音練習しても良いかもしれません。

「부엌」も「역」と同じ感じで発音が難しい方は
日本語の「プオッ」と発音の練習してみてください。

また、ここで覚えてほしいのは
下記パッチムの発音はすべて同じであることです。

「ㄱ」「ㅋ」「ㄲ」




まとめ


今日は音の消えるパッチムについて勉強しました。


パッチムの音には、

「音の響くパッチムのグループ」と「音の消えるパッチムのグループ」

大きく2つのグループに分けられていること。


また、その中には音を出すのパターンは大きく4つあること。

①唇の音 / ②舌先の音 / ③のどの音 / ④舌の音

(※④は「音の響くパッチムのグループ」のみで使用)

そして、消えるパッチムの音を出す3つパターンを勉強しました。
それぞれの特徴とポイントをもう一度確認してみましょう。

①「唇の音」消えるパッチムの音
すばやく唇を閉じる。
[p]の音は外に漏らさない。

②「舌先の音」消えるパッチムの音
舌先を上歯の裏側にくっつけて発音する。
[t]の音は外に漏らさない。

③「のどの音」消えるパッチムの音
舌先を下歯の後ろに引っ込めて発音する。
舌の奥でのどをふさぐ。
[k]の音は外に漏らさない。

次回は「覚えたパッチムを使って発音の練習」について勉強します。
それでは皆さん~안녕~~


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